英国留学--イギリスで英語を勉強しませんか--留学体験談

27歳女性。イギリスのヨークに春に1ヶ月の留学をし、一般英語とビジネス英語を取り、ホームステイ滞在。

イギリス留学経験者の感想
2014年5月終了者

 

1. 年齢、性別、留学前の職業

 
 
 
 
 
 

 27歳、女。行政機関で電話交換手をしていました。

2.学校名及び期間

 ELCinYork 2014年4月7日〜5月2日まで。午前中は一般コース、午後はビジネスコースを取りました。

3.予算(お小遣いを含む)

 飛行機代は家族のマイレージを使用したので、燃油代の約7万のみ。その他おこづかいや現地交通費、食事代や観光日諸々を合わせてだいたい20万くらいで済みました。

4.留学の目的、及びなぜイギリスを選んだか?

 目的としては語学向上のためでしたが、根底にある理由は憧れからした。イギリスという歴史ある国や文化に近年惹かれる事が多く、最後までアメリカと迷っていたのですが、やはりヨーロッパの魅力は大きかったです。あとはアメリカに4年在住したことのある友人から「ビジネス英語を習いたいのならイギリスの方がイントネーションが美しく、喜ばれる」と聞いたのが最終的な決断につながりました。とはいえ、私が行ったYork自体が結構な田舎で、年配の方々はかなり訛っておられたので、あまり関係ないかもしれませんが…。もちろん、学校では一般的なイギリスの発音で学べました。

5.最終的にその学校を選んだ理由

 あまり大きい街ではないで、はじめから選択肢はそれほど多くありませんでした。3つのうちひとつは連絡が取れないまま終わり、残り二つにはビジネスコースがあるかないか、という明確な違いがありました。値段に少し差が出ていたのですが、ニチアイさんのみ対象の割引があったこと、午後の豊富なコース数に惹かれELCに決めました。

6.学校及びステイ先とイギリスでの生活のついての感想

*学校について
 他と比べたことがないのであくまでも主観的意見ですが、コース数は多いのではないでしょうか。午前中クラスについては大学の講義の延長線上のような感覚でした。テキストに沿って進めながら、それをすべて英語のみで授業を受ける感じです。テキストの合間に教科書には載っていない、生のイギリス英語について話してくれたりしたので、個人的には落ち着いて学べました。
 午後からのクラスは比較的少人数クラスに入ることが出来、その点については生徒一人一人のニーズに合わせて進めてくれました。ただ、これはどこもそうなのでしょうが、やはり先生によることと、時期や環境でかなり違ってくると思います。これはかなり見落としていたのですが、この時期はドイツでのインターンシップを行うらしく、最初の一週間はドイツ人だらけで、学校全体も彼らに合わせて授業を進めているように感じました。教室の大多数に沿うように授業を進めるのは仕方ない事ですし、その中から自分で学ばなければならないのもわかるのですが、最初の一週間は慣れないせいもありあまり勉強した感覚はありませんでした。それと自身でも調べて読んでいたのですが、サイト上に乗っている「あなたのニーズに合わせて教師を選べます」は8割がた嘘です。その先生が常に学校に居れば問題ないのですが、非常勤だったり、先ほど述べたドイツ人クラスの担当だったりすると、そもそもそのクラスを受ける事が出来ないのです。まあ、こんなものかな、と思いました。

*ステイ先について
 事前に調べた情報の中に、「語学学校に申し込む際、エージェントを使った方がステイ先にハズレがあまりない」というものを見かけました。飛び込みで行く生徒よりも、エージェントを通している方が学校側も評判を気にするので、優先的に良いステイ先を紹介してもらえる、というものです。そのせいかはわかりませんが、私はかなり良いステイ先に当たったと思います。フェザーストーンさんというお宅だったのですが、お家は清潔でインテリアも可愛らしく、ご飯も望む限り毎日暖かいものをつくってくれました。まだお若い夫婦でママがおしゃべり好きでしたし、ステイメイトのスイス人の女の子もとてもいい子で、かなり助けられました。学校の友人なんかは無口な老夫婦にあたってしまい、「会話を学びたいのに!」と嘆いていました。そしてこれもサイト上に「ステイ先も気軽に変更できます」とあり、確かに2週間に一度、ステイ先の聞き取り調査みたいなものを行うのですが、以前別の友人がステイ宅の人に不満を抱いてそれを進言して変えてもらおうとしたところ、ステイ宅の人にかなり文句を言われた、という話がありました。それを聞いて、私の周りの友人は結局「問題ありません」で通したそうです。契約後最初に届いた書類に「利便性の高い通学路」とありましたが、完全に嘘でした。学校からバスで30分、バス停からおうちまで徒歩15分は、都会にに住む私には遠すぎでした…。ただ、上記の通り他は何も不便がなかったので、学校にもその旨伝えて満足している、と答えましたが。イギリスの田舎風景を眺めながら投稿するのも、楽しいひと時でした。
 最後にもうひとつ、この時期はなにしろ連休が多いんです。バンクホリデーも月に2回ありますし、学校も春休みなんですよね。そこは調べてから行けばよかったと後悔しました。金欠であまり遠出できなかったのもあり、登校日が減るのは嬉しくなかったので。そして、ステイ先のやんちゃ坊主くんが家に居ると、遊び相手をさせられてママたちとゆっくりお話ができない…。その代り、日本では連休がないせいか、学校で、いえ、Yorkで日本人と出会う事はありませんでした。日本人自体の観光客も珍しいらしく、日本から来たと伝えるとかなり驚かれます。との点については、日本人のいない所でお探ししている方にはオススメできると思います。

*生活について
 長くなるので箇条書きにします。

・Yorkの4月は、寒い!!
イタリア人も台湾人も韓国人もなんとスイス人までもが一人残らず風邪をひきました。勿論私もです。そしてお店は全て春物一色で、カーディガンなんて売っていません。現地の人たちは平気で半袖半ズボンです。お気を付け下さい。

・店じまいが早い!!
 スタバがなんと平日18:30で閉店します。空いているのはBarやPubだけで、女性一人で入るとほぼ絡まれます(友人談)Yorkの人たちはなにしろお酒大好きで、土曜日の昼間から飲み、夕方にはそこらじゅうにのんだくれがゴロゴロいます。バスの本数が少ない私には行き場がなく、慣れないうちは困りました。一番遅い時間までやっているのはYork図書館の向かいに或るCOSTAで、19時までです。

・バスのアナウンスがない
 これは私の勉強不足かもしれませんが、Yorkのバスは車内アナウンスも電光掲示もありません。そしてもちろんボタンを押さないとスルーされます。どうやって降りるかと言うと、景色を覚えるしかない。初めて行く場所については、運転手さんに「ここで降りるのでついたら言って」と頼むほかありません。かなりカルチャーショックでした。

・ご飯について
 まずいまずいと聞いていたので私の中でかなりハードルが低かったのか、ママがイギリス人にしてはお料理好きだったのか、そうでもありませんでした……が、今思い起こせば家庭料理かかなりうす〜い味、というか、ぼんやりした味というか……朝はシリアルでしたし、毎日の食事に関してそこまで力を入れる文化ではないのかもしれません。パンとスコーンとクロテッドクリームは抜群においしかったです。

7.週末の過ごし方

 もし歴史的建造物がお好きな方であるのならば、私は是非Yorkをおすすめしたいです。とにかく古く、歴史のある建物や博物館がたくさんあります。ミンスター大聖堂には週3回は通いました。資金が豊富ではなかったこともあり、私自身は遠出できませんでしたが、それでもバスで1〜3時間も乗れば十分見ごたえのある場所かたくさんあります。最新の流行や都会的な暮らしを体験したいのであればLondonにすべきですが、古い教会や古城、中世時代のアンティークなどがお好きなら、断然Yorkです。Yorkだけで博物館が3つもありますからね!English Weather(本当に、数秒単位でお天気が変わる!)対策に折り畳み傘を片手に、Yorkの街並みを歩き回るだけで週末は潰れちゃいます。石畳なのでパンプスやスニーカー必須です。学校にもそういった、観光できる場所を先生が独自で調べていたりして、色々教えてもらえます。「地〇の歩き方」のYorkは数ページしかなく、日本の情報誌に載っていない、小さな町や村の教会なんかも素敵でした。金曜日の午後は授業がないので、そういう時間を利用して行っていました。

8.留学中困った事、及び良かった事

*困った事
 些細な事は上記「生活について」参照ですが、特筆すべきことは特にないです。ひとつ挙げるとしたら、ビジネスコースが、私が考えていた者とかなり違っていたことです。ニチアイさんにも一応お願いというか、事前に伝えてはあったのですが、私は「ビジネスで使用できるような英語を学びたい」という理由からそのコースを選択したのですが、実際は「ビジネスを題材に討論や議論を通してスピーチ力を向上する」ものでした。よって、ハイレベルでついていくのがかなりきつかったです。1週間受けてみてやはり変えよう、と思ったものの、先生の質がよかったのと、やはりというか、引き留められたので最後までその授業を取りました。最後の週手前あたりでやっと勉強の仕方がつかめてきたのですが、周りのレベルが高くて足をひっぱており、かなり申し訳なかったです。もっと突っ込んでニチアイさんに相談させてもらうか、事前に自分で学校とやりとりをして、きちんと調べていけばよかったと反省しています。

*よかったこと
 世界中に友達ができます。今はFacebookなどで連絡が取れますから、帰国後もやりとりを続けたりして、世界観がかなり広がると思います。1か月という短い期間では英語力が飛躍的に上がる事はかなり難しいですが、私は勉強の仕方を掴むことが出来たと思います。日本の、点数を取るための勉強法は、海外では通用しないな、と思います。社会に出て実践で使う人には、やはり現地で生の英語に触れるのが一番だと、改めて感じました。

9.その他感想又はこれから留学する人へのアドヴァイス

 私の人生においてとても輝いた1か月でした。帰国後の無職という状況に不安になったりもしましたが、やはり行って良かったと思います。話で聞くのと、実体験は、本当に違います。語学力向上についてはやはり人間関係でしょうか。とにかく同じレベル、または少し上目の友人をつくり、毎日話まくる!これに尽きます。知識として単語や文法を知っていても、いざというときに引き出せる力と言うのは、トレーニングしないと生まれません。家でこもって勉強したい、と言う方には短期留学は向いていないと思います。筋トレと一緒で、とにかく実践あるのみですね。  あと、事前に出来ることはなるべく済ませておく、これは自分の反省でもあります…。コースのディテールもそうでしたが、バスの月間パスがあることや、電車のチケットの買い方、週末に観光する先など、特に私は1か月と言う短期だったので、「行ってからでいいや〜」という考えは、かなり時間がもったいなかったな、と思いました。その点臨機応変に動けたりもしたのですが…。 とにかく遠慮せずにニチアイさんにどんどん相談すると良いと思います。準備は早い方が良いです。ニチアイさんは事務所が現地にあるので、持参関係でメールのレスポンスに時間がかかります。学校との契約自体は結構ギリギリにならないと最終的なことを決められなかったりするのですが、現地の情報やコース情報など、じゃんじゃん聞いてしまったほうが良いかな、と思いました。

10. ニチアイへの印象及び対応についての感想、ご意見

 この度は大変お世話になり、感謝しております。自分で進めるのが好きなタイプなので、干渉しすぎず、かといって突き放すわけでもなく、丁度いい距離感で対応してもらえました。ステイ先でじゅうたんを焦がしてしまった時も、優しくアドバイスしていただいて本当に助かりました。(あのあと平謝りして、ママは快く許してくださいました…)あまり大きな会社ではないのと、時差の関係でやりとりに時間がかかり、最後の方はかなりギリギリに詰めた状況で契約してしまい申し訳ありませんでした。もうすこし早めに詰めるべきでした。 それでもあの1か月を素敵に過ごせたのはニチアイさんの御助力のおかげかと存じます。ありがとうございました。これからも益々のご発展をお祈りいたしております。


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